旅の途中で

<奈良散策>
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     <奈良散策>



    奈良町


    ならまち2


    洗濯を終えてほっとして、
    ふっと「そうだ、奈良いこう」と思い立ち、
    電車に飛び乗りました。


    阪神三宮から近鉄奈良まで1dayチケットが出ています。
    阪神に近鉄が乗り入れて、奈良まで1時間半と
    近くなり身軽に行けるようになりました。
    重い一眼も迷った挙句、単焦点レンズを付け持参。


    欲張らず奈良町だけでもと思って目ざしたのですが、
    今日はお休みの店が多く、それに紅葉まで
    ちょっとあるので、観光地はのんびりムード。


    それでも開いているお店を探してお食事したり、
    柿の葉寿司を買い求めたり、ぶらりお散歩!
    以前、伎芸天を求めた奈良一刀彫のお店で
    来年の干支の午の置物も買いました。


    樹齢


    春日大社


    お腹もいっぱいになったので、何十年ぶりに春日大社へ。
    広い参道をのんびり、ブラブラ・・・。
    樹齢何年でしょう、りっぱな樹木に見とれながら、
    朱塗りの社殿はいにしえの佇まいで待っていてくれました。


    春日大社2


    大社の駐車場から幸な事に市内循環のミニバスがあり、
    東大寺前で降り、今度は大好きな二月堂を目指しました。


    東大寺


    二月堂


    二月堂には久々、又やってきました。
    ここから見渡す奈良盆地の風景が好きです。
    東大寺の屋根も平和の象徴のようです。


    二月堂2


    二月堂3


    境内でご朱印を頂いたり、ワラビ餅を食したり、
    何より、奥まった所にあるこの御休み所が好きです。
    畳の小上がりや暖かいお茶が用意されていて、
    おにぎり持参の時は此処でゆっくり休憩します。


    二月堂4


    二月堂5


    以前行った時は、時間を忘れて暮れなずむ
    景色を撮っていて、真っ暗な境内に一人ぼっちに
    なってしまい怖い思いをしたので^^、
    少し後ろ髪を引かれる思いで二月堂を後にしました。



    鹿

    「もう、帰っちゃうの」


    写す


    参堂


    秋の日はつるべ落とし…。
    この参道に人が写らない静かな一時。
    そろそろみな引き上げていきます。


    東大寺南大門





    「うんうん、これが金剛力士さまね」



    束の間の、そして久々の古都散策…
    心がほっこり癒されました。


    (ざっくりのアップでお許し下さい)


    | 奈良 | 21:15 | comments(2) | - | - | - |
    <雪やこんこ2>
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      <雪やこんこ2>
       


      奈良7



      奈良3



      奈良8



      奈良駅前から循環バスに乗り、東大寺前で降りました。
      いつもの観光客の姿も疎らで、南大門の周りには
      鹿たちが寒そうに餌を探していました。


      奈良1


      なら4


      奈良公園の鹿たちも思わぬ大雪で右往左往状態です。


      欄干


      二月堂


      つるつると雪で滑りながら公園内の坂を二月堂に。
      雪の欄干からは銀世界の奈良盆地が望めました。
      東大寺の大屋根も真っ白です。

      帰りは裏参道の石段を降りますが、ここもつるつる。


      奈良公園8


      でも、雪の奈良は思わぬ自然からの贈り物のようでした。
      合流した友人は「元気ね〜」と半ば呆れ顔^^
      でも、嬉しい体験でした。

      | 奈良 | 09:17 | comments(2) | - | - | - |
      <雪やこんこ>
      0


         <雪やこんこ>

        毎日北海道のブログの皆様の雪景色を
        拝見するのが楽しみです。
        雪のないこちらで、高見の見物と
        思っていらっしゃいませんか?
        いえいえ、うらやましいのです^^

        確かに、極寒の北海道は
        良い事ばかりではありませんでした。
        でもそれを上回る自然の美しさに感動したものです。


        neko



        奈良7


        昨年、2月の初旬、奈良で集会に参加する
        学生時代の東京にいる友人に誘われて、
        午後1時に奈良駅で待ち合わせていました。
        朝起きると、何と神戸は大雪…。
        これはチャンスとばかり電車を乗り継ぎ、
        10時には近鉄奈良駅に到着していました^^
        奈良はもっともっと大雪!!

        取り急ぎ(何で急ぐの?)
        二月堂裏参道にある民家をバックに
        こんこんと降る古都の雪景色をアップしてみました。

        (つづきます)


        | 奈良 | 17:40 | comments(2) | - | - | - |
        陰影礼賛
        0

           <陰影礼賛


          光と影…古来から日本の建築にはこの光と影を
          巧みに取り入れた住まい作りがなされていました。

          障子で拡散させた光で、室内を柔らかい光で満たしたり、
          簾を下げて、光の強さを抑えたり、
          床の間の暗がりの中に、白い壷を淡白く浮かびあがらせたり…と、
          先人の知恵が散りばめられています。

          そして今私達は明るさに慣れ、陰影を楽しむ余裕を
          無くしているのかもしれません。

          この度の震災による節電は案外その事を又、
          違った意味で見直す機会かもしれません。


          2年前になるでしょうか、久々奈良町を歩きました。


          格子の家


          ならまち格子の家」を見学しました。
          ここにも光と影が巧みに演出されていました。
          室内から外を見る景色はまるで影絵のようでした。
           

          そこを出て歩いていると、
          玄関から出ていらしたご婦人に呼び止められました。
          「よかったら、我が家にお寄り下さい。」


          杉家1


          杉家2


          お言葉に甘えて隅々まで拝見させて頂きました。


          杉家3


          玄関に入り戸を閉めれば、外の喧騒がうそのように光と影の世界!


          杉家4


          居間から見る外の景色は、まる観え状態ですが、
          道路側からはまったく見えないのです。
          奥様が実際外に出て、
          行ったり来たりして見せて下さいました。


          杉家5


          杉家6


          一階の奥には坪庭がある典型的な町屋作りです。
          二階からはこの地方特有の瓦屋根が整然と葺かれていました。
          今は物置になっている三階までご案内頂き
          「張りの太さを見てください」と言われ恐縮してしまいました。


          京や奈良の方は冷たいといわれますが、そんな事はありません。
          長い事歩き回っていますが、思わぬ優しさに出会えます。


          その後下手な写真をお送りしましたが、
          とても喜んで頂けて、お電話まで下さいました。



          伎芸天


          あの日、奈良町で求めた奈良一刀彫。
          秋篠寺の伎芸天です。
          何時かこの仏像に会いに行きたいと念じています。


          | 奈良 | 23:04 | comments(0) | - | - | - |
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